伊丹十三「女たちよ!」のなかにあるフツウの感覚

愛媛県にある伊丹十三記念館に行ってきました。伊丹十三記念館は建築家の中村好文さんが建てた建物で、その空間も心地よいものです。 その中村好文さんが好きだったのが伊丹十三のエッセイだそうです。その中でも有名な「女たちよ!」と言うエッセイ集を読ん…

クリストファー・ドレッサーのデザイン研究から読む現代のデザイン

クリストファー・ドレッサーとは十九世紀後半に活躍したイギリスのデザイナーで、植物学者からはじまり、その後装飾美術の分野で生活全般のデザインを手がけています。ドレッサーは日本の工芸の分野を高く評価しており、1876年に日本に来日して日本の工芸産…

火花は夢を追う者の切実さを代弁している。

芥川賞受賞をしたことで有名な「火花」を読みました。初の漫才師の受賞に対して「受賞は早すぎたんじゃないか」などの疑問の声もありましたが、個人的には、賞を取るだけの魅力が十分にある作品だと思いました。 夢を追う若者の話だったため私と共感できる部…

佐藤可士和のクリエイティブシンキング

今日は「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」を読みました。佐藤可士和さんは僕が高校の頃から尊敬しているデザイナーで、本もよく読んでいました。「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」も読むのは三度目くらいなのですが、読んだ内容を自分なりに…

「デザインの骨格」読みました。

私にとって人生で初めてのブログとなります。 近頃、勉強(趣味)のために本を読むことが多いのですが、読んだことをいちいち忘れてしまいます。そこで、ブログに書いてアウトプットすれば記憶がもっと定着するのではないかな、と思って始めました。 まあ、…